木造住宅には、その住宅に危害を加える害虫や害獣が寄り付くことがあります。

害虫や害獣に狙われてしまうと、住宅そのものやその住宅での生活に大きな支障を来たします。そのため、適切な害虫・害獣対策が必要です。

そんな木造住宅に多い、害虫・害獣の対策についてまとめてみました。

木造住宅にはこんな害虫が出る

害虫の代表例シロアリ

木造住宅に出てくる害虫の中でも、代表例と言えるのがシロアリです。ご存知の方も多いと思いますが、シロアリは家の床や柱など、木造でできた部分を食べていく性質を持ちます。そのため、シロアリが繁殖してしまった住宅はスカスカになるのです。

自宅の柱や木材に、シロアリの食べカスや排泄物である蟻土(ぎど)ができていたり、自宅周辺で羽の生えた白いアリを見かけた時は、シロアリが巣を作っていることを疑いましょう。

シロアリの対策は、専用の駆除剤を用います。床下など、シロアリが繁殖する部分に散布する方法を行うことで駆除や予防ができます。

キクイムシも家を食べる害虫

木造住宅の木材を食べる害虫としては、先述したシロアリが有名です。しかし、木材を食べる害虫はシロアリだけではなく、キクイムシという種類が居ます。

キクイムシはその名称からもわかるように、木を食べる性質を持つ害虫です。そのため、木材住宅の様々な箇所を、この虫が食べていく被害が起こります。原因不明の粉や小さな穴が空いているのを見つけた場合、キクイムシの侵食を疑ってください。

対策としては、シロアリと同様に駆除剤を使用する方法があります。その他、スチームクリーナーで熱処理をする方法も効果的です。

木造住宅に害を与える動物(害獣)とは

大きな被害をもたらす可能性があるネズミ

ネズミは全国各地で、住宅に被害をもたらしています。それは木造住宅も例外ではありません。

繁殖能力の高いネズミは、一度家に生息すると一気にその個体数を増やしていきます。そして糞害や、病原菌の媒介をするなどの被害をもたらします。

さらに、住宅の電気ケーブルを噛み切り、火災を引き起こすリスクもあります。特に木造住宅は火災が起こりやすいので、ネズミは重大な被害を起こすと認識しておきましょう。

ネズミの駆除法には、粘着シート、毒のあるエサ、スプレー剤、燻煙などを散布する方法が多く用いられます。

また、特殊な機器を用いて、超音波や電磁波でネズミを追い払う方法もあります。

自治体のページも参考になるので、被害が出た場合はぜひ読んでみてください。

横浜市保健所 健康安全部 生活衛生課 ネズミについて

名古屋市:ネズミ -家の中でみかけたことはありませんか-(暮らしの情報)

ただ、ネズミは警戒心が強く、完全に駆除するのはなかなか難しいでしょう。また、家に侵入してくる経路もさまざまで、小さな穴などを全てふさがないと、一度退治してもまた出て来る可能性があります。ネズミを本当に徹底的に駆除したいのであれば、ネズミ駆除の専門家に依頼するのも手です。私のオススメはこの業者です。

害虫や害獣の被害は、放っておくとどんどん被害が大きくなるので、早めに対応しましょう。

アライグマの被害も多い

木造住宅に被害を与える害獣として、意外な種類なのがアライグマです。アライグマは動物園くらいにしか居ないと思うかもしれません。しかし、ペットとして持ち込まれたアライグマが野生化したことから、全国的に住宅への被害をもたらす害獣となっているのです。

アライグマによる被害は、人に害のある細菌や微生物の媒介や、器用な手先で家屋を破壊する行為などがあります。木造住宅は鉄筋コンクリートに比べて壊しやすいのが特徴ですので、アライグマの被害が大きくなりやすいです。

アライグマの対策は、専用の捕獲器を使う方法やアライグマの嫌がる臭いが出る薬剤などがあります。また、侵入経路となる通気口などを壊されにくい金属製に変える方法なども良策です。

役に立つオススメ対策グッズ

害虫対策:床下用セラミックス

シロアリなど、住宅に繁殖する害虫に有効なものとして紹介できるのが、床下用セラミックスです。これは床下などの害虫が繁殖しやすい部分に散布するだけで、その繁殖の予防の一つになります。

セラミックスの散布によって害虫予防になるのは、湿気を少なくできることが理由です。シロアリなどは、湿度がある場所を好む傾向があります。ですので、セラミックスで湿度が上がらないようにすると、その繁殖を防ぐことができるのです。

害獣対策:アニマルリペラー

害獣を自宅に近寄らせないする上で、役立つアイテムなのがアニマルリペラーという製品です。この製品では、害獣が警戒するような「ストロボ発光」と「超音波」そして「威嚇音」を一台で全て行ってくれます。

害獣は害虫とは違って、考える能力があります。そのため、光や音などで「ここは近づいてはいけない場所だ」と示すことで、警戒をして近づくことをやめる傾向があります。そんな害獣の特性をよく捉えており、一台で三役を行ってくれる、一石三鳥なアイテムです。

家を長く健康に保つためにも、害虫・害獣対策を

木造住宅は、他の住宅に比べて、害虫や害獣の被害に遭いやすい性質を持つ住宅です。そのため、適した予防策や対策は必須です。

今回ご紹介した害虫・害獣の他にも、木造住宅にダメージを与える生き物はいます。興味があればさらに深い知識をつけて、十分な対策を行うようにしてください。

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